わたしたちからの3つの約束

1.アレルゲンフリーであることが一目でわかります。

肌トラブルの元となる「アレルギーを誘発する成分」が除去されていることが一目でわかるように、「VHレーティングシステム」をパッケージに記しています。

2.香料・パラベン・保存料をできるかぎり使いません。

VMVのスキンケアは、アレルギーを誘発する成分、 香料、パラベン、保存料、石油系界面活性剤などを可能な限り取り除き、 化粧品を作るために必要な成分のみでつくられています。 全ての製品が香料不使用。また、ほとんどの製品にパラベン・保存料を使用していません。

3.商品開発において一切の動物実験を行いません。

ピア・レビュー(研究者仲間や同分野の専門家による評価や検証のこと)および臨床研究に基づいて、有効性と安全性の両方を確保するためのテストを行っています。 VMVの基準は、新製品を試してみたいというボランティアの人達に事欠かないほど非常に高いので、テストが動物で行われることは一切ありません。


“VHレーティングシステム”とは

わたしたちはこの表示を『VHレーティングシステム』と呼んでいます。

現在、VMVの国内取り扱い製品のほとんどがアメリカ・ヨーロッパの2つの皮膚科学会の派生機関で挙げられているアレルゲンのうち、化粧品で使用される109種類のアレルギー誘発成分を取り除いた製品となっています。

製品の特性上、どうしてもリスト上のアレルギー誘発成分を含有しなければならない場合、 私たちは次の事を徹底しています。
●可能な限り低濃度で含有する
●アレルギー度の低い成分を使用する
●該当成分には成分表上にアスタリスク(*)を付けて明確化する

VMV製品の中には、いくつかVH-108以下のものがあります。これらの製品も多くの方々にご愛用いただいていますが、 アレルギーを経験されたことのある方や肌が敏感な方は、 なるべくVH値の高い製品のご使用をお勧めします。

進化するVMV

アレルゲン(アレルギー誘発成分)をできる限り排除し、
お肌に優しいスキンケア化粧品をみなさまに提供し続けるために、VMVは進化を続けてきました。

『VHレーティングシステム *1 』は接触皮膚炎の研究成果をベースに開発されています。海外の皮膚炎研究機関が提唱するアレルゲンリストがアップデートされるたびにバージョンアップを重ねてきました。

『VHレーティングシステム』が開始された1988年は、 アメリカのNACDG*2 の上位アレルギー誘発成分20種類のうち、 10種類を除去した内容でした。2010年には、NACDGの上位アレルギー誘発成分70種類とESSCA*3 の上位6種類、 併せて計76種類に更新。現在は、計109種類の上位アレルギー誘発成分を排除対象としています。

*1 VHレーティングシステム
アメリカ・ヨーロッパの2つの皮膚科学会の派生機関が提唱した109種類のアレルギー誘発成分のうち何種類のアレルギー誘発成分を取り除いているかを表示するVMV独自のシステムです。

*2 北米接触皮膚炎共同研究班(NACDG)
Zug KA, Warshaw EM, Fowler JF, Maibach HI, Belsito DL, Pratt MD, et al. Patch-test results of the North American Contact Dermatitis Group 2005-2006. Dermatitis. 2009;20(3):149-60
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19470301

*3 ヨーロッパ接触皮膚炎監査システム(ESSCA)
Uter W, Ramsch C, Aberer W, Ayala F, Balato et al. The European baseline series in 10 European countries. 23005/2006 Results of the European Surveillance System on Contact Allergies (ESSCA). Contact Dermatitis. 2009;62:31-38
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25639629

上記二つの機関で合計28,000名に対し実施されたパッチテストの結果を参照・選考してVHレーティングシステムは開発されています。

Verallo-Rowell VM1.The validated hypoallergenic cosmetics rating system: its 30-year evolution and effect on the prevalence of cosmetic reactions. Dermatitis. 2011 Mar-Apr;22(2):80-97.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21504693